中綴じ冊子の印刷方法で気を付ける点

普段から手にしている冊子ですが、冊子にも様々な印刷や綴じ方があります。そのなかの1つである中綴じ冊子は、文字通り中央部分がホチキス綴じてある冊子です。企画書や商品案内、会社案内などといったページの少ない冊子に適しています。工程が比較的単純なため、短納期・低予算で製作することができます。中綴じ冊子の最大の利点は180度開いてみることができることです。中綴じ冊子は業者への委託だけでなく家庭での製作もできます。その際、どちらにしても完成を想定してデータを作成することが大切です。そうしなければ完成時にページがずれて見えてしまうことがあるからです。というのも中綴じ冊子は製本時に端が表紙からはみ出るため、その際に端を切り落とす作業が必要になります。そこを意識していなければ完成時にページのレイアウトが想定した位置よりずれてしまうことがあります。

中綴じ冊子用の印刷データはどう作成すればいいのか

中綴じ冊子を上手く製作するためには、印刷するデータを作成する際に、製本時を想定して作成することが大切です。中綴じ冊子は4の倍数のページ数でないと印刷不可能なのでページ数の調整が必要です。また、あまりにもページ数が多い場合は綴れなくなってしまいます。中綴じ冊子は製本の際、ページを重ねた一番外側のページと内側のページがどうしてもずれてしまいます。本のサイズを超えるページは後で断裁が必要になるため、その部分を想定して余白に余裕を持たせるといいでしょう。180度開いて見ることができるのが中綴じ冊子のメリットだと前述しましたが、それでも多少のズレは生じます。そのため、文字はまたがせてしまうとずれて読めなくなる可能性があるため、文字はページをまたがせないほうがいいです。

中綴じ冊子の製本はこうやっておこないます

データを印刷した後は、いよいよ製本となります。作成したデータを業者に委託して製本してもらうという方法もありますが、中綴じ冊子は自宅で製本することもできます。パソコンに中綴じ冊子用の設定がありますので、そちらの設定をしてデータの作成、および印刷をおこないます。その後、冊子を組み立て、ホチキスで真ん中を綴じたら完成です。中綴じ冊子はこのように家庭でも作成できますが、より綺麗なものがほしいという場合には業者に頼むのもひとつの方法ではあります。いずれの場合であっても、中綴じ冊子特有の中央のずれと表紙からはみ出すページがあるということを念頭にいれ、印刷データを作成しましょう。中綴じ冊子が綺麗にできるかどうかは、この印刷データが上手くできているかどうかにかかっています。